看護部門

看護部

看護部理念

私たちは 良質で安全・安心・信頼の看護を提供し 地域に貢献します

看護部方針

常に患者さんの立場に立ち、安全を第一に考え、最善の看護を提供します
看護専門職として能力を高めると共に、優れた人材を育成します。
地域に根ざした病院の運営に積極的に参画します。

看護単位

      • 3単位
    • 2階個室病棟(一般急性期)、3A病棟(一般急性期、地域包括ケア病床)、3B病棟(障害者病棟)
      手術室、外来(内視鏡、救急外来あり)

病床数

137床の病院です。

入院診療科

主に外科、整形外科、脳神経外科、内科、消化器内科(病棟の診療科は混合です)

看護配置

      • 看護配置
    • 急性期一般病棟入院基本料 4
      •  
    • 看護 10:1(看護師比率70%)
      •  
    • 看護補助加算 25:1(夜間は50:1)

看護部教育目的

看護理論に基づいた行動がとれるように人間性豊かな感性を育む。
科学的根拠に基づいた看護実践能力を育成する。
専門職として主体性・自立性を持ち、質の高い看護サービスを提供できる人材を育成する。

教育目標

看護の専門的知識・技術・態度を習得し更に積み重ね、臨床実践能力を向上させる。
地域包括ケアシステムにおける、医療チームの一員としての自覚を持ち、よい人間関係がたもてる。
問題解決能力・判断力を身につけ看護実践できる。

教育体制

      • プリセプターシップ
    • 新人看護師、または実務経験の少ない看護師のために、チェックリストを用いて指導をしています。
      • チューター制度
    • 中途採用者(看護経験ありの入職者)のプログラムを活用し、個々の経験値に合わせたフォローアップも充実しています。
      • ラダー
    • 現在、調整中。

看護部からのメッセージ

高齢化社会で多様化する患者様が増えつつある中で、技術の提供とともに私たち看護部が大切にしていることは、人と人とがつながり合うコミュニケーションです。真心のあるやさしい心をもつ看護師を育て、ひとりの力では成し遂げられないことも、仲間と共に協力することで、より良い看護が提供できると思います。患者様の立場に寄り添い、多くの方に満足いただける看護を届けます。 また、明るくやさしい笑顔も看護技術のひとつです。言葉では伝えきれない思いも、明るい笑顔があれば、思いはきっと心に届けることができます。地域の方の未来を支えていけるように、看護を通じて温かな関係性を育み、困った時に頼られる存在でありたいと思います。


 看護部長 看護副部長 中根 恩

2階個室病棟(一般病床 : 31床)

優しく丁寧な個室病棟

病棟紹介

2階個室病棟は、入院した方のプライバシーが守られ、居心地良く過ごしていただけるよう、31床全室が個室となっております。キッチン、バス、トイレ付の20平米ほどの特別室も4室設けております。廊下は絨毯が敷かれているので、落ち着いた環境になっています。

病棟師長からのメッセージ

2階個室病棟は、お部屋の広さや設備環境の違いがありますが、全室が個室という環境です。洗面所やトイレなどが共有されることはなく、徹底されたプライバシーの保護が可能であり、個室を希望される患者さんも増えてきています。安心・安全で落ち着いたプライベートな空間を求められる患者さんにとっては、療養にも専念しやすい環境です。 私たち2階個室病棟では、救急搬送された緊急の患者さんを受け入れることが多いです。入院や治療に関する不安を軽減できるように、幅広い知識・技術だけでなく、やさしく丁寧な対応のできる看護師を目指して接遇面での教育にも力を注いでおります。また、感染症を疑う患者さんも多く、感染対策の徹底に力を注ぎ、安心の医療を提供できるように努力をしています。 


 個室病棟師長 井浦 直美

3階A病棟(一般病床 : 26床 地域包括ケア病床 : 28床)

明るい笑顔で元気な3A病棟

病棟紹介

3階A病棟は、多床室を中心とした54床の病棟です。部屋別に一般病床と地域包括ケア病床に分類されています。 「一般病床」では、手術を受ける方や急性期の治療を要する患者さんを受け入れています。手術を受けられた方の管理は、医師や看護師の目が行き届くように、スタッフステーションに隣接した部屋や個室も用意しています。 「地域包括ケア病床」では、退院後の生活に不安が残る方が、安心できる居住環境の整備や各種介護サービスの調整など、最長60日間入院していただくことができます。多くの方が在宅復帰できるようにお手伝いをさせていただいています。

病棟師長からのメッセージ

3A病棟は、一般急性期病床と地域包括ケア病床という特徴の違う2つの病床を持っております。入院時から退院を視野に入れた患者支援では、スピード感のある対応を求められ、医師、看護師、他職種との情報共有が重要となります。明るく元気のある看護師が活躍することで、日々のコミュニケーションが活性化し、チーム一丸となって患者さんへのかかわりができます。特に術後の患者さんが安心して安全な治療を受けられるよう、観察が行き届く環境を整えるとともに、医師を中心とした定期的な勉強会を取り入れて、術後の管理が行き届くように努力しております。そして急性期治療を終えた患者さんを地域包括ケア病床へ繋げることで、継続した看護の提供を心がけています。 私たち3A病棟は、急性期治療で病状が不安定な患者さんや退院への不安を抱えている患者さんやご家族にも寄り添える看護を目指しています。私たちの元気なパワーと明るい笑顔を、是非、受け取ってほしいと願っております。


 看護副部長 兼 3A病棟師長/猪島 洋子 

3階B病棟(障害者病床 : 52床)

やさしさと笑顔の3B病棟

病棟紹介

3階B病棟は、52床の障害者病棟です。主に座位や体幹保持ができない介護度の高い方や基礎疾患に神経難病をお持ちの方、意識障害の強い方を対象としております。障害のない方でも入院することはできます。長期間の治療、療養が必要な患者さんが安心して入院生活がおくれるように、退院支援に力を入れた看護の提供をしております。 また、個室での療養を希望された場合には、病棟内に2人部屋と個室も用意させて頂いております。

    • Q : 障害者病棟に入院するためには障害者手帳が必要ですか?
    • A : 特に必要ありません。※肢体不自由1・2級をお持ちに方は、脳卒中・認知症による障害でなければ対象です。
    • Q : 障害者病棟の入院相談をしたいのですが?
    • A : 「当院相談室」へお問い合わせください。

病棟師長からのメッセージ

3B病棟は長期療養を余儀なくされる患者さんが多く、そのため、日常生活の援助を中心とした思いやりのある看護ケアの提供が求められます。私たちは患者さんやご家族に寄り添うために、何を求められているかを第一優先に考え、その患者さんの生き方や思いを積極的に汲み込むようにしています。日々のカンファレンスでは、多職種で患者さんのその人らしさを引き出し、尊重した療養生活の提供のための活発なディスカッションを行っています。「この病院に入院してよかった」などの感謝のお言葉をいただくこともあり、これを励みに、さらに質の高い充実した看護ケアを提供できるように力を注いで参ります。 また、やさしさと笑顔あふれる看護師を育成することにより、病棟の雰囲気はとても穏やかですので、安心した療養環境が充実できていると感じております。 


 3B病棟師長/塩野 かおり

手術室

アットホームな雰囲気で、安心して手術を受けられるよう全力を尽くします!

手術室紹介

手術室では、おもに消化器外科、整形外科の手術を行っています。消化器外科では、腹腔鏡下の手術を積極的に行っています。 整形外科では、高齢の患者さんも増加し、退院後の生活背景やゴールに合わせた最適な術式を選択しています。内視鏡室では、上部下部の内視鏡をはじめ、ポリープの切除や内視鏡で行う処置等も積極的に行っています。

手術室からのメッセージ

手術を受ける患者さんにとって、麻酔や手術中の様子、術後のことなど、想像しにくい未知なる体験に、不安は膨大となることでしょう。私たちはそんな不安な気持ちに寄り添うため、手術前に患者さんにお会いし、悩みや心配になっていることを傾聴し、少しでも安心感に変えられるように努力しています。そして、緊張する手術の当日は、明るく親しみやすい雰囲気でお迎えいたします。 また、医師や多職種と共にチーム一丸となり、合併症を予防して早期に社会復帰を目指すことができるよう取り組んでいきます。 内視鏡部門では高い専門性を求められますので、内視鏡技師という専門的な資格を持つ看護師が中心とするチームをつくり、技術や知識の向上に努めています。上部下部の内視鏡をはじめ、内視鏡を使った治療、処置は、スピーディーに、かつ、身体的に苦痛を最小限にできるように支援させていただきます。

外来

外来紹介

外来では、一般診療と救急外来、化学療法など、部門別に担当しております。一般診療では、さまざまな診療科の専門医による診療が行われます。患者さんが納得して診療や検査、処置が受けられるように、診療介助や説明、案内など、明るく親切でわかりやすい説明を心がけています。また、専門的な治療である化学療法や輸血療法では、安全を第一に考え、不安や苦痛の緩和にも重点をおいた支援をさせていただきます。救急部門では、地域の二次救急を担うべく、在宅の方や施設に入所されている方の受け入れも行っています。緊急を要する病状で運ばれた患者さんに、迅速な診断と治療方針が選択できるように、多職種のチームワークを発揮して対応しています。また、急な搬送に戸惑う患者さんのご家族への声掛けにも配慮ができるように心がけています。私たちは日々進化する外来診療への知識を得るため、研修や勉強会等の教育活動にも積極的に参加し、熟練した技術の提供ができるように研鑽して参ります。